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深夜12時半。
駅のロータリーには終電をなくした飲んだくれリーマンが列をなし、
早く家路に着けないものかと項垂れていますが、
そんな人達を横目に見ながら私は車で颯爽と帰るのです。
(ブラック企業万歳)
ただ、本日は久々に飲みたい気分。
車で寝てレンタルルームでシャワーを浴びればすぐに出社できますから、
私は踵を返し、駐車場とは反対の方向に足を向けました。
―――少し人通りが少ない道沿いにある、古びたビルの地下一階。
渋いマスターがお出迎えしてくれるキザなバーで一杯引っ掛けようと立ち寄った際、
つぶれているOLを発見しました。
いつもは使われていない方の階段。
こっちの階段は人が来ない事を知っているということは、
この女性も常連なのでしょうか。
飲みすぎたのか、熟睡しています。
そして、、、
続きは本編で、、、
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